フロスが習慣になりインプラント埋入後４年が経過した症例
左上の奥から３番目の歯に被せが入っていたのですが歯の根が割れてしまった為
抜歯をする事になりました。
初診時パノラマＸ線写真
抜歯後の治療方法としてインプラントを希望されました。
ところが抜歯をしたところ両隣の歯の接していた面に初期虫歯が発見されました。
治療前
歯がある状態だと御自身ではまず気が付かない部位です。
幸いとても浅いむし歯で神経への影響も認められなかった為すぐに
治療を行いました。
治療後
こちらの患者さまはインプラントの相談で初めて白数デンタルオフィスに
来院して下さったのでそれまでのセルフケア状況が不明でした。
インプラントを行うにあたり日頃の歯面清掃方法を確認するとフロス（糸ようじ）での
隣接面のプラーク除去行っていませんでした。
このお手入れはインプラント患者様には特に習慣にして頂きたいケアです。
フロスは柄のついた物や糸だけを切って使うタイプの物など色々な種類の
物があります。
必要なのは「続けられる物」を選択することです。
白数デンタルオフィスの患者様に人気のフロスはこちらの「ルシェロ フロッサー」です。
柄が長いので奥歯や中間歯にも簡単に挿入出来る事とフロス部の角度が
調節出来る事が特徴です。
こちらの患者様にはこのルシェロ フロッサーでインプラントの両隣接面と
他の天然歯部の隣接面の歯垢除去を毎日のケアに加えていただきました。
３年が経過した時の裏側からの写真
腫れや出血も無く綺麗な歯肉が作られています。
フロスも習慣になってきました。
上部構造セット後４年経過
４年が経過しても「最初から自分の歯だったように」何でも噛めています。
現在では月に１度メンテナンスに来院されています。
